4月21日のblogに続き、今回は宿題の長所・短所について考えてみました。
まず、宿題の短所については以下のように思います。
⓵一般的に学校での宿題は生徒の一人一人の学力の水準に関係なく、同様の内容で宿題が出される。例えば、計算が不要な子も計算練習されるような場合があります。
⓶目的が宿題をこなすこととなり、じっくりと問題に取り組まず、場合によっては期限に間に合わせるために答えを丸写ししてしまい、結局、内容は理解できないままとなってしまう。
一方で長所は以下のように思います。
⓵すでに定着していると思っても、再度、宿題で同じ問題を解くと解けない場合もあり、学習内容を理解しているかの確認ができます。
⓶丸写ししただけであっても、記憶に残っていれば後で意味を理解することもあります。
⓷やればできるがやらない生徒の場合、半ば強制的に宿題を通じて勉強させることで出来る子になる可能性があります。
⓸頑張ったことを評価しやすい。これは教師にとっての長所になりますが、教師は頑張った生徒にはできるだけ良い成績を付けたいはずです。宿題は生徒の頑張りの一部となりますので、宿題をちゃんとやれば教師は生徒に良い成績をつけやすくなります。また、親にとっても、子供の宿題を頑張る姿を見たらそれを評価してほしいと思うことでしょう。
以上のように、宿題には長所・短所があり、宿題の本来の意味を忘れるとチャン所ばかりになってしまいます。
当塾では宿題を出すことがありますが、宿題の本来の意味を忘れないようにしながら、生徒一人一人に合わせた宿題を出すようにしていますので、ご心配ありません。

なお、当塾では新年度生を受け付けております。
塾に通っていても成績が上がらないお子様、勉強方法がわからないお子様、伸び悩んでいるお子様、ぜひ一度当塾の門を叩いてみてください。
基本・基礎から懇切丁寧に指導します。
心よりお待ち申し上げております。