正月の食べ物と言ったら、まず思い浮かべるのはお餅や雑煮とおせち料理ですね。
皆さん、食べましたか?

さて、このおせち料理にはいろいろと意味があるのをご存知ですか。
例えば、数の子は鰊(にしん)の卵ですが、にしんは「二親」に通じること、卵の数が多いことから子孫繁栄や二親健在を願った縁起物のひとつのです。
では、伊達巻にはどんな意味があるでしょう…知識という意味があるそうです。

その形状が、巻物(むかしの書物)に似ていることから、知性をあらわす、象徴となっています。このため、伊達巻は、勤勉になって、学問や文化が身について、勉強や習い事が必ず成就する、縁起物といわれています。
試験当日の朝に食べるには良い食べ物かもしれませんね。

なお、伊達巻きは、伊達という言葉から華やかさ、派手さ、豪華さという、願望や意味もこめられている料理ですが、中高生諸君、見た目の華やかさ、派手さ、豪華さにとらわれることなく、中身を磨きましょう。若いころに磨いた中身は一生の宝物です。