早いもので、ついこの間2018年になったと思ったら、すぐに冬休みとなります。年齢を重ねるたびに月日が早く流れていくように感じます。
さて、冬休みは、クリスマスに大晦日、そしてお正月とイベントがたくさんあって楽しい休みで、アッという間に終わってしまします。
でも、学習面ではとても大切な休みなのです。
中学1年生はどうでしょう。1学期の授業は簡単だったのに、こんなに早く授業が難しくなるなんて思わなかったのではないでしょうか。
中学2年生はというと受験なんてまだ先と思っていたのに、来年の今頃は受験勉強で大変なのかなと思うかもしれません。
中学3年生では、3年生に進級したばかりの時は受験までまだまだ時間があると思っていたのに、もうすぐ受験だ。時間がない。どうしよう。などと思ったりするのではないでしょうか(もちろん人によりますが・・)。
中学1年生は何をすべきでしょう。
1年生での学習は2・3年生で学ぶための基礎にもなります。ここで躓くと2・3年生での授業内容が分からなくなり、ただぼーっと授業を聞くだけとなる可能性があります。
難しいことをやる必用はありません。これまで学習してきたことを整理すれば良いのです。
例えば、「He likes her.」を疑問文にしなさいというと「Does he like her?」と答えられます。「This is a dog.」を疑問文にしなさいというと「Does this is a dog?」と答えたりします。
「be動詞」を習ったばかりの頃は一般動詞を知らないため、「Is this a dog?」と答えられるのに一般動詞を覚えたがために、疑問文にするときはなんでも文頭に「Do(Does)」を付ければ良いと覚えてしまうので「Does this is a dog?」と答えたりするのです。
こうしたことを防ぐためにも、理解していると思うことも含めて、これまでに学んだことを整理するのが良いと思います。ただ、整理するのが良いといっても、何をどう整理すれば良いのか、分からないと思います。中学1年生になってから学んだこと一通り学習するにしても、学習内容を本当に理解できたことを誰かに確認してもらいながら進められるのが良いと思います。
中学2年生も中学1年生と同様に、これまでに学んだことを整理するのが良いと思います。ただし、ここでの整理は中学1年生で学んだこととの関連も含めて整理する必要があります。
例えば、中学2年生の数学で最初に学ぶ「式の計算」については、中学1年生で学んだ「正の数・負の数」と「文字の式」がどのように関係しているかを確認しながら、学習するのが良いと思います。また、「連立方程式」であれば「方程式」を確認しながらの学習が良いと思います。
ではどんなことを確認しながら学習すれば良いでしょう。数学であれば中学1年生で新しく学習した言葉の意味です。できれば中学1年生と同様に誰かに確認してもらいながら進められるのが良いと思いますが、良き指導者がいなかったり、勉強方法がよく解らない場合は、現実的には難しいことかもしれません。
なお、当塾では冬期講習を受け付けております。
塾に通っていて成績が上がらないお子様、勉強方法がわからないお子様、伸び悩んでいるお子様、ぜひ一度当塾の門を叩いてみてください。
心よりお待ち申し上げております。