家庭での学習において、生徒が問題を解くとき、解けない問題はどうしているのかなと思うことがあります。暗記物であれば、繰り返し学習すれば良いのですが、数学は「いかにして問題を解くのか」を考えなくてはなりません。問題集の模範解答とその解説においてて「いかにして」の部分が説明不足であると感じることが多々あります。模範解答の内容は理解でき、出題されたときに解ける気持ちになっても実際に解けるとは限りません。「いかにして問題を解くのか」が身に付いていないからではないかと思います。
昭和29年(1954年)に発行された『いかにして問題をとくか』という本が増刷を繰り返しながら、いまだに販売されています(残念ながら中学生向けではありません)。
勝手ながら、「いかにして」の部分に物足らなさを感じてきた大人や大学生が多いからこそ、初版から60年以上たったいまでも販売されているのではないかと思います。
人が人に教えるときは「いかにして」の部分も教えられます。これが学習塾にできる長所の一つであると思いながら指導しています。

勉強し問題を解くための道具は持ち合わせていてもても、思うように学力が向上しない場合は、「いかにして」の部分が足らないのかもしれません。

塾に通っていて成績が上がらないお子様、勉強方法がわからないお子様、伸び悩んでいるお子様、ぜひ一度当塾の門を叩いてみてください。

心よりお待ち申し上げております。