みなさん、夏休みはいかがお過ごしでしょう。
さて、部活に家族でのリクレーションにと子供たちにとっては楽しい休みです。家族との思い出や家族生活は一番大切なことだと思います。
また、夏休みは中高生にとっては定期試験に追われることなく、自分のペースで学習できる期間であり、苦手な分野を克服するのに適している期間ともいえます。
しかしながら、ウチの子もそうですが中々、理想的な学習ができない(かく言う私も学齢期は苦しんだ)現状です。
苦手分野を克服するための学習計画を立てても、そもそも苦手分野なのですから、計画通りに学習することは難しいものです。
加えて、計画通りに学習して問題を解いても、苦手分野ですから、一人では解けない問題があるのは当然です。でも、学校が休みなのですから、解けない問題を聞きに行ける先生は身近にいない状態です。
こうして考えると、一概に夏休みは決して学習環境はよいとは言い切れません。
ではどうすれば良いでしょう。
その一つは、一人で「できること」と「できない」こととを分けて学習することと思います。
例えば、一人で「できること」の代表例は漢字や熟語、英単語などの暗記です。ただし、暗記すべきものを見極める必要があることには注意が必要です。
一人では「できない」すなわち解けなかった問題などは、問題文と回答を取っておいて、夏休み明けに学校の先生に教えてもらえば、夏休み明けに比較的短期間で苦手分野な分野を克服できるかもしれません。ただし、これも夏休み中には克服しきれないかもしれません。
いずれにせよ、指導者が身近にいない状態で学習することは難しいものです。
豆知識(炎色反応)
子供がまだ小さい頃、家族で花火をしたことが思い出されます…夏の風物詩である花火の色は炎色反応という化学反応によって様々なきれいな色が作り出されているのはご存知ですか。
ナトリウムの炎色反応は黄色、カルシウムはオレンジ色です。
これは高校の化学基礎で学ぶ内容で、暗記する必要がものあります。どうやって暗記すれば良いでしょう。
ナトリウムの炎色反応の色は「な」で始まる果物である「梨」の色から黄色、カルシウムは「か」で始まる果物である「柿」の色からオレンジ色のように元素と果物を結び付けてごろ合わせのように覚えるのも一つの覚え方です。
でも、花火を見ながら炎色反応の色を覚えてはいかがでしょうか。家族みんなで見た花火、友達と一緒に見た花火など楽しく過ごしながら覚えれば、忘れることは無いでしょう。
ただし、炎色反応を覚えるあまり、花火がつまらないものにならないよう、ご注意を。