小学校の算数は得意だったのに中学校の数学は苦手になるのはなぜだろう。

ある小学生が割り算を使う文章問題が解けずにいました。
その小学生は先生に質問しました。
「先生、割り算って小さい数を大きい数で割っていいの?」
その子にとっての割り算といえば、大きい数を小さい数で割ることであったため、その文章問題が解けなかったのです。
割り算の考え方を正しく理解していれば、簡単にその文章問題を解けたのではないかと思います。

九九のような暗記も重要な基礎学力の一部ですが、みのり学伸塾では考え方の基本、正しい考え方も重要な基礎学力ととらえ指導していきます。
勉強しても思うように学力が向上しない場合は、本当の基礎学力の不足があるのかもしれません。

塾に通っていて成績が上がらないお子様、勉強方法がわからないお子様、伸び悩んでいるお子様、ぜひ一度当塾の門を叩いてみてください。

心よりお待ち申し上げております。

豆知識①
中学校では「割り算」のことを「除法」と呼ぶようになります。
「除く」のであれば「引き算」のように思いますが「除法」は「割り算」のことです。
例えば、12÷4は次のようになります。
1回目:12から4を除くと8
2回目:8から4を除くと4
3回目:4から4を除くとゼロ
となり、12から4を3回除くとゼロになるので、12÷4=3となるのです。
こうした意味から「割り算」が「除法」と呼ばれることになったようです。
ただし、この場合、大きな数を小さい数で割ることしかできませんから、割り算といえば、大きい数を小さい数で割ることと思い込んでしまう小学生がいても致し方ないことなのかもしれません。
ちなみに「割る」ことを「除する」ということがあります。